東京都小学校アンサンブルコンテスト
令和6年12月27日(金)に武蔵野市民文化会館大ホールで第17回アンサンブルコンテストが開催されました。
東陽小学校は打楽器四重奏、金管五重奏、金管八重奏の3チームが出場しました。
午前からの打楽器チームは、会場に着くとプログラム5番での出演とあり、緊張する間もなく試奏とセッティングの場所確認をして、すぐに本番となりました。
曲名は高橋宏樹さん作曲の「アルセイドの森」です。マリンバ1台で3人、それにグロッケン1人を加えた4人の演奏で、森の音を思い浮かべながらホールに伝わってきます。
基本的な楽器は、マリンバ、グロッケン、シェーカー、タンバリン、トライアングルで、妖精の住む森を舞台に3つの場面の印象が変化していくところもあり、最後は清々しく演奏しました。
アンサンブルコンテストは指揮者はいません。4人がお互いに見合ってリズムを合わせる必要があります。マリンバや小物を一緒のタイミングで演奏することが本当に大変で前日まで沢山練習して本番に臨みました。
結果は惜しくも銀賞でしたが、今回、一人一人が技術面でも精神面でも大きく成長しました。子供たちの日々の頑張りを知っている先生や講師の方々からは沢山の暖かく優しい言葉をもらいました。


午後からの金管八重奏と金管五重奏は9時に学校に集合し、練習を行いました。
金管五重奏は、入場から通しを何度も練習し、関川先生や講師の先生方から教わったことを再確認しました。
出発直前には円陣を組み「金賞取るぞ!エイ、エイ、オー!」と気合を入れました。
金管五重奏はプログラム47番。
広瀬勇人作曲、「ゴールデンイーグル」です。
それぞれが5羽のイヌワシとなり、スピード感のある曲調を挟みつつ、堂々と優雅に舞う様子を表現しました。
大きなホールで沢山の観客を前に、緊張しながらも、ベストを尽くせたと思います。
アンコンを通してチームワークの大切さを学び、個人のレベルも各段にアップしたことは間違いありません。結果は惜しくも銀賞でしたが、この悔しい気持ちを忘れず日々の練習に生かして行きたいです。


管楽器八重奏チームはプログラム54番。
曲目は、辻峰拓さん作曲の「王様と小人」序曲です。
この曲は「ソナタ形式」という形で作られています。トランペットやアルトホルンの軽快で華やかなファンファーレで始まり、続けてトロンボーンやユーフォニアム、チューバが堂々とした力強いメロディーを奏でます。
中盤ではアルトホルンが魅惑的で優雅な音を響かせ、最後の盛り上がりの部分では圧巻の迫力ある演奏でした。
帰りの車内では胸を高鳴らせながら、ドキドキした気持ちを抑えきれずに結果を待つ姿がありました。
結果は【金賞】!!
更に、都大会本選の【代表チーム】に選ばれました!
歓声とともに、喜びがどんどん溢れ出します。中には、信じられないという表情で泣き崩れる人も。喜びの涙が頬を伝い、手で顔を覆いながらも、達成感に満ちた喜びの表情を見せていました。
これまで連日、一生懸命練習してきた子供たち、最後まで良く頑張りました。
そしてご指導頂いた先生方、支えてくださった支援部の皆様、本当にありがとうございました。

